アニメ「ゆるキャン△」を見て、主人公、各務原なでしこの姉である桜が乗っている車を知りたいと思った方へ。あの車は日産のラシーンをカスタムしたものです。
キャンプをテーマにしたアニメらしく、カクカクのフォルムがアウトドアとマッチしてカッコいいですよね。
今回はラシーンオーナーでもある筆者が劇中に登場する情報をもとにどのタイプ、どんなカスタムをしているのかを絞り込みました。
この記事では各務原桜のラシーンに関して
・グレード、タイプの考察
・カスタムの考察
・車両価格の考察
を紹介します。
この記事を読んでいただければ、各務原桜のラシーンの仕様を理解し、どこで購入できるかわかるようになっていますので、参考にしていただけたら幸いです。
各務原桜の愛車は日産ラシーンは後期型タイプⅡか後期型タイプA
アニメ「ゆるキャン△」の主人公、各務原なでしこの姉である桜が乗っている車は日産のラシーンです。
日産のラシーンは1994〜2000年に発売された元祖SUVといわれている車。発売から20数年たった今でもファンが多く、専門店がいくつもあるくらいです。
ラシーンの専門店について詳しく知りたい方は【全国店舗一覧付】ラシーン専門店のメリットとデメリットを解説もご覧ください。
ラシーンは前期型(1994〜1996年)と後期型(1997〜2000年)に大きく分けることができて、さらにグレードやタイプで細かく分けると14種類あります。
それぞれ外観や実装している装備、排気量が違うのですが、各務原桜の愛車は
・後期型タイプⅡ
・後期型タイプA
をベースにしたカスタムカーです。
なぜらなアニメを検証した結果
①ルーフレールあり
②背面スペアタイヤキャリアあり
③サンルーフがなし
④助手席にエアバック装備
⑤メーターが黒い
⑥シフトレバーがノーマル
という車両でこのタイプに当てはまるモデルが後期型タイプⅡと後期型タイプAだからです。
前期型と後期型はフロントグリル(フェイス)が横ストライプか縦ストライプかでパッと見で判断つくのですが、ゆるキャンのラシーンはカスタムしてしまっているため見分けがつかなくなっています。
ですが、助手席にエアバックが描かれており、前期型は運転席だけエアバック付きなので後期型と絞り込むことができます。
さらに、後期型で上記①〜⑥の条件を満たしているのが後期型タイプⅡまたは後期型タイプAなのです。
内装のシートの柄にもタイプの違いがあるのですが、アニメではレザー調にカスタムしているので判別不可能。そのほかにもホイールやボディーカラーも各務原桜はカスタム済みで、このふたつまでしか絞り込むことができません。
故に、劇場で描かれている情報だけで推測すると、各務原桜のラシーンは
後期型タイプⅡまたは後期型タイプAのカスタムカー
というのが筆者の考察です。
補足ですがドラマ版のラシーンはメーターが白いので、おそらく後期型ftタイプⅡをカスタムして再現されています。もっともメーターもカスタムできてしまうので確定はできません。
ラシーンのタイプの違いについて詳しく知りたい方はラシーンのタイプ14種類の違いを解説!前期型から後期型まで網羅をご覧ください。
各務原桜の愛車はラシーン専門店「BLOOOM!」のカスタム
各務原桜のラシーンは1章で紹介したモデルをカスタムしています。具体的にいうとラシーン専門店「BLOOOM!」が展開しているカスタムです。
特徴的なのはフロントグリル(ライト)の丸目。
日産の純正にはないグリルでこの丸目パーツを扱っているのがラシーン専門店「BLOOOM!」です。同店が扱っているカスタムグリルパーツの「CONY」というものがそれにあたります。
各務原桜のラシーンはそのほかにも、
・ボディーカラーをアクアブルーに変更
・ホイールやルーフレール、バンパーをブラックに塗装
・シートをレザーに貼り替え
・メーター周りをウッドパネルに変更
などと、フルカスタムといっていいほど改造しています。
ここからは推測ですが、各務原桜はラシーン専門店「BLOOOM!」でベースとなる車両、後期型タイプⅡか後期型タイプAを選び、カスタムカタログを見ながらオリジナルラシーンをつくってもらったのではないかと。
もし、各務原桜のラシーンと同じようなモデルが欲しい場合はラシーン専門店「BLOOM!」に相談してみるのがよいでしょう。
各務原桜仕様のラシーンの相場は100〜200万円程度
ところで各務原桜のラシーンはいくらなのでしょうか。ラシーンの車両価格相場は10〜200万円程度。2,000年に販売が終了しているため、市場に出まわっているすべての車両が20年〜26年落ちの中古車です。
販売価格を左右しているのは
・年式
・走行距離
・車両の状態
・整備の品質
・ボディーカラー
・カスタム
など様々な条件です。
そんな市場のなか、各務原桜の愛車はラシーン専門店「BLOOOM!」でカスタムしており、同じようなモデルが100〜200万円で販売されています。この価格差はベース車両の状態やカスタムの多さです。
2章で紹介しているように、各務原桜は様々なカスタムをしているので200万円くらいかなと筆者は考察しています。
さいごに
さいごにこの記事のポイントをまとめます。
・各務原桜のラシーンは前期型タイプⅡまたは後期型タイプⅡ
・ラシーン専門店「BLOOOM!」のCONYカスタム
・価格は100〜200万円程度
カスタム車両を登場させるとは作者がラシーン好きなのかもしれませんね。この記事を参考にみなさんもラシーンのカスタム車両を検討してみてはいかがでしょうか。
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