妻の初めての妊娠、そしてつわり。夫のみなさんはつわりに苦しむ妻の前でどうしたら良いのかとまどいませんか?「妻のサポートをしてあげたいけれど、どうしたらいいの?」なんて。そんなときはまず、つわりはなんぞやを理解しましょう。
つわりには大きく分けて5種類の症状があると言われていて、人によって全然違います。この記事では以下の代表的なつわりの5つ症状を解説しています。
- 吐きつわり
- 食べつわり
- 眠りつわり
- よだれつわり
- においつわり
この記事を読んでいただければ、つわりの基本を理解できるようになるように構成しています。これをきっかけに夫婦が協力して妊娠生活を送れるようになれば嬉しく思います。
5つ代表的なつわりの症状
つわりは妊娠初期5週ごろから16週ごろまで症状が出る妊婦が多いそうです。ただ、これはあくまでも平均的・一般な話に過ぎず、人によって全然違います。
さらに、つわりは吐気や嘔吐だけではなく、人によって様々な症状がでます。大事なのは目の前の自分の奥さんがどんな状況なのかを理解することだと思います。
男性は経験することがないので、本質的に理解するのは難しいですが、どんな症状があるかを知っていれば理解は進むと思います。まずは、オーソドックスなつわりの症状を知っておきましょう。5つの代表的なつわりの症状は次の通りです。
吐きつわり
吐気や嘔吐の症状がでます。1日中気持ち悪い方や食べると気持ち悪くなる方など吐きつわりでも人ぞれぞれの症状に悩まされます。食べても吐いてしまって、栄養が足りなくなり点滴が必要になる場合があります。何にも食べられない方もいますが、これなら食べられると言うものが見つかる方もいます。奥さんが食べられるものを探すことが重要です。下のこれは食べられたとと言うものを参考にあげておきますので、試してみてください。
- ゼリー
- フルーツ
- そうめん
- アイス
- 梅
- 味噌汁
食べつわり
空腹になると気持ち悪くなるつわりの症状です。血糖値が下がることがきっかけに気持ち悪くなったりします。寝起きはお腹が減っていることが多いので、朝、起きたばかりに奥さんが気持ち悪そうにしていたら食べつわりかもしれません。なるべく空腹を感じることのないようにこまめに食べるようにしましょう。ただ、食べ過ぎには注意。妊娠糖尿病など健康リスクもあります。少量をこまめに食べるなど対策をおすすめします。
眠りつわり
妊娠前より眠気を感じる場合は、つわりが原因かもしれません。眠りつわりは常に眠い状態になります。夫からするとただ、だらけているだけに見えてしまうかもしれませんが、妊婦が眠ってばかりいたらつわりなんだと理解してあげることが大切です。妊娠による身体の変化で眠くなってしまうので仕方ありません。なるべく奥さんが眠れるようにしてあげましょう。ただ、日中に寝過ぎて夜に眠れなくなってしまうこともあるようです。そうならないために我が家では日中にウォーキングなど軽い運動をなるべくしていました。
よだれつわり
唾液がたくさん出る症状です。たかがよだれでしょと思われがちですが、これもなかなかつらい症状です。唾を飲み込めなくなったり、胃がつっぱったり、カニのように泡状の唾が出続けたり、吐きがともなったりします。奥さんがよだれつわりになったら、唾を吐かせてあげてください。また、外出先はなかなか唾が吐けないので空のペットボトルなどを持ち歩いて吐くようにしましょう。また、唾を吐く分水分もなくなるので、しっかり水分補給を忘れずに。
においつわり
においに敏感になり、それまで気にならなかったにおいに拒否反応を起こします。中にはにおいをきっかけに吐き気をもよおす方もいます。どんなににおいがダメになるかは人によりますが、白米がたけるにおい、台所、トイレ、お風呂、タバコ、酒、体臭など様々です。奥さんがどんなにおいが苦手になったか聞いて、なるべくそのにおいを奥さんが嗅がなくて良い環境を整えましょう。例えば、私は白米をたく時は別の場所に移動してもらったり、台所は排水溝までこまめに洗ったりしました。
オンリーワンなことを理解しよう
以上、つわりの代表的な症状でした。この5つが一般なつわりの症状として語られることが多いようですが、これらだけではないです。頭痛に悩まされたり、水が苦手になったり、味がわからなくなったり、耳に不調が出てきたりと、まだまだ症状があります。奥さんがどんな症状が出ているのか聞いてみましょう。何より大切なのは、つわりの症状は人それぞれでオンリーワンだと言うこと。ネットや本など情報だけなく、奥さんの症状に合わせてなるべく楽に過ごせるような環境をつくりましょう。
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